ウーマン

産後と育児の精神的病

女性

不安と負担が重なる病気

もし、自分が産後うつにかかっていると感じたら、早い目に医師に相談することが大事です。出産した女性の体は意外と大きく負担がかかっており、ホルモンバランスも崩れ精神的に不安定となっている状態が続きます。そして、その状態から子供を育てる生活に入るわけで、その不安を感じながら育てていくとさらに精神的な負担がかかっていきます。そのなかで旦那が育児に非協力的だったり父親になる自覚が薄かったりすると、母親となった女性はさらに不安を感じるようになります。とくに普段はしっかりしているような行動をしながらまじめで責任感が強い人は産後うつになりやすく、少しでも子供に対する育児のやり方に上手くいかないことに罪悪感が出てきたり母親として失格なのではと思ってしまうようになります。育児は母親だけが行なうことではなく夫婦で行なうもので、母親だけが抱え込んで悩むものではないことを知らなければなりません。子供の泣き声にイライラして何をすれば良いのかわからなく感じたり、子育てから逃げ出したくなったり、気が沈んで子供がかわいく感じられなくなったり、まったくやる気がおきなくて自分の涙が出てくるようになってこれば、それもう産後うつとなってしまっている、あるいは予備軍となっている可能性が十分にあります。ひどくなれば自殺する人もいるので、自分がちゃんとしなければと思うのではなく、上手くいかないことでつらい思いをしていることを医師に伝え、精神的な負担を抱えてしまっていることに気づくことが必要です。

体験日記で共感

産後うつは立派な病気です。その病気を悪化させず改善させるために、病院で治療を受ける人も多くいます。自分だけが子育てに悩んでいるわけではないことを知るために、今では体験日記が人気を呼んでいます。ブログやホームページなどに、子育てを体験した状況をつづって自分がどのように感じてきたのか、そしてどのように対処してきたのかをつづる日記は、産後うつとなっている人の助けとなることがあります。産後うつは不安を解消することができれば徐々に精神的負担が軽減されます。子育てに関して共感できるつらさが載っていると「自分だけができないわけではないのか」とほっと出来る気持ちが芽生え、不安を改善できるのです。産後うつにかかってしまった場合は、周囲も協力することが大事ですが、もっと大事なことは完璧な人はいないということを知らせることです。完璧にしなければいけないと思い込めば思い込むほど産後うつは悪化していく元となります。周囲、特に旦那の協力はとても大事なことで、旦那が子育てに積極的に協力すると母親の負担も軽くなります。産後うつで重要なことは、子育てに対する負担をすべて母親に任せることがないようにすることと、ちゃんと子育てができなくても責めないことです。大切な子供が成長することができるように両親が協力し合いながら育児を行ない、子供が成長していく姿を楽しむことで産後うつを予防や改善をしていくことができるようになります。しかし、どうしても、産後うつから抜け出せないという場合には、心療クリニックは通院したほうが良いでしょう。産婦人科でも医師や助産師が話を聞いてくれますが、心理的負担の解消は心の治療を專門としている心療クリニックへの受診が最適です。女性專門の心療クリニックも増えており、キッズルームや託児所を設けているところもあります。是非、症状が辛い人は利用してみましょう。